木造住宅

木造住宅 (持家)か 賃貸 どちらにメリット【比較して価値判断】

木造住宅を購入するか
賃貸かで迷っている方へ

 

 

よくある質問

「木造住宅を購入し、持ち家にするか、賃貸で行くかで迷ってます。」

「比較して判断したい。」

 

こんな疑問にこたえます。

 

一級建築士で35年仕事をしています。
今回は、『木造住宅 (持家)か 賃貸かどちらにメリット』があるかについて比較表を使って解説します。

 

 

 

 

賃貸と持家の比較

住宅購入は投資行動です。

 

あえて投資目線としました。

おそらく、自由度や快適性はお金に替えられない、といった、意見がありそうです。

 

以下の場合、記事は読み流し、参考用。

・巨万の富があり、ホテル住まいが一番。
・親からすでに家を相続して、維持するしかない。
・持家は生涯の夢で、何がなんでも譲れない。

 

 

賃貸と持家 それぞれの良い点

賃貸と持家、それぞれに対して、
アンケートを表にまとめました。

 

同意ランに●はそのまま無解説で問題ありません。

▲がついている項目は反論や解説が必要です。

賃貸良い点 判断 持家良い点 判断
1近隣との気づかい自由 1資産になる
2建物・設備の出費がない 2値上がりで資産価値向上
3ローンの重しがない 3ローン完済後の身軽さ
4引っ越しかんたん 4建替え・改装自由
5税金不要 5個別のこだわり・質の幅

賃貸の場合、大体納得がいきそうです。

 

それぞれの内容自体は細かくて、些細かもしれませんが、ほぼ同意できる内容です。
一方で、持家の良い点とする項目には、いくつか疑問点が見つかります。

 

 

持家の良いところで、疑問なところ。▲がつく疑問箇所について

▲値上がりで資産価値向上
▲ローンの返済について
▲建て替え・改装自由

 

 

▲値上がりで資産価値向上

・不動産価格の上昇は、当然ではありません。

 

▲ローンの返済について

賃貸では【ローンの重しがない】
持家では【ローン返済後の身軽さ】

 

ローンの返済は銀行提示では35年間になります。銀行員の手柄は、家を担保に長期ローンを組ませることです。
銀行も一応タスクだから仕方ありませんが、ローンの返済ができるとする前提自体が疑問です。

 

最近、各世帯の預金残高が縮小傾向です。

1世帯当たりの収入が縮小し、ローン返済が厳しい。

 

 

▲建て替え・改装自由

建て替えや改装が自由なことは、自然の発想ですが疑問が残ります。

 

建て替えて、新築当時と同じような規模と同程度のグレードにする人がいますが、全く意味不明です。

改装の場合は、建物が老朽化すると、修繕まわりにのみ、お金をかける場合が多いのが実情です。
仮にローンを組んでいた場合、返済が身軽になるころに、また「美装」工事のようなことをやりがちです。

 

建物全体の耐久性を伸ばすようなことをしない限り、
借り入れのループになります。

 

・古い家の建て替えは意味不明、改装は表面上の新しさだけ。

 

 

持家の当て外れ

・不動産の上昇は、あたりまえでない。
・ローン返済が厳しい。
・建て替え・改装に資産価値無し。

 

 

賃貸と持家 それぞれの気がかり

 

次に、賃貸と持家のマイナス面を比較します。

 

同意ランに●はそのまま、解説なしで問題はありません。

▲が付く項目は補足説明が必要です。

賃貸気がかり 同意 持家気がかり 同意
1自分の資産にならない 1近隣との気づかい必要
2所得縮小で、借用不能 2建物・設備の出費がある
3増床・内装自由にできない 3住宅ローンの重しがある
4作りは一律平均的 4引っ越し困難
5安心感がない 5税金必要

 

以下に▲が付いた箇所の補足説明をします。

 

補足説明

賃貸 自分の資産にならない
持家 住宅ローンの重しがある
持家 引っ越し困難

 

▲賃貸 自分の資産にならない

賃貸では必要としない修繕費や設備費用及び固定資産などを、預金としてストックしてください。

自信がある方は、その資金で運用することで、結果的に現金という資産の増加も期待できます。

 

 

▲持家 住宅ローンの重しがある

確かに35年ローンを組めば、精神的に重いものがあります。

もっと、バリバリ給料が上がり、企業経営も明るい見通しがあれば良いのですが、現実は相当厳しいです。

結果的に、ローンだけが残るケース場合は深刻です。

 

 

▲持家 引っ越し困難

ローン途中で中断して、持ち家をしかたなく処分するときは、それぞれ事情があります。

 

 

持家途中処分中に避けにくい事情とは

・会社で転勤の辞令がでたとき
・子供がいじめに遭い、転校する状況
・返済ができなくなったとき
・近隣とのトラブルや環境変化

 

賃貸のマイナス面は、それぞれは、努力次第でカバーできたり、
考え方次第で何とかカバーできる部分があります。

 

持家の場合、一つ一つに対して多くの人にとって思い当たる課題ですが、なかなか柔軟に対応できません。

 

 

 

どうしても持家の場合

実際には、自分の資産として購入しても、値下がりすれば資産の目減りで、確定損失です。

 

どんな場所でも、必ず値下がりするとは限りませんが、
国内の空き家状況を背景にすると値上がりより、値下がりの覚悟が必要です。

 

これから住宅購入する際は、値下がりの可能は考えておく必要があります。

 

 

持家の自由度や快適性に加えて、デザイン性に優れた住宅設計は得意です。
そもそも、持ち家の良さを、角度を変えて記事にする方が無難で、ずっと楽です。
ただ、投資観点という立場になると、賃貸優位を主張せざるを得ません。

 

 

 

持ち家リスクの裏返しで、賃貸優位

まとめです。

 

・賃貸の場合、積極的に優位というより、身軽で弾力的に対応できる良さです。

・持家の場合、購入時のリスクを消し込めるか、ぜひ確認してください。

 

 

持家購入前 確認リスト

・不動産価格上昇をあてにしない
・ローン返済計画に問題なし
・勤め、自営に関らず働き方に影響されない
・学校、会社内でのいじめトラブルの可能性
・災害、近隣住民との避けるべき危険性

 

頭金が少なく、長期ローンを組むのはリスク大です。
関連記事で解説しています。

 

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